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2009年7月26日 (日)

ダンボール管スピーカー

FX200を入手して殆ど裸に近い状態で鳴らしていましたが、もう少しまともな状態にしてちゃんとした音が出せないかと考えるようになりました。
だからといって出来合いの箱を買ってくるのも芸が無いし、もしオリジナルの箱を注文したら、それが無駄になってしまいますからね。
何か方法ないか・・・・考える事1分・・・・☆思いついたぞ、あれがあるではないか片ダンボール、捨てずに取って置いた物がこんな形で出番が回ってくるとは。
という事で早速FX200を取り付けてみました、内径はSPのサイズに合わせておきます。
726_001
早速鳴らしてみます、おお~今までよりずいぶん低音が出るようになった、しばらく聴いているとなんだかモコモコしているようにも聞こえます。
それではという事で筒の中に吸音材の替わりにタオルなどを詰めて鳴らしてみる事にします、思い切ってスピーカーの真下まで詰めたところ音はスッキリしましたが、何やら質感が軽い、殆ど重低音が出なくなりました、内容積が小さくなって最低共振周波数がかなり高くなったようです。
その後も色々試しながら音出しをしながら数日経ちましたが、思うような音が出ません、柔なダンボールだからこんなものかなと思いつつ更に試してみます。
よくよく考えたら床に直置きしています、これでは円柱形の密閉型のエンクロージャーではないか、ということでタオルを数枚重ねてその上に置きならしてみます、少し良くなってきたかな、低音の量感が少し不足していますので、BASSのブーストしながら調整していきますとかなり聴けるサウンドが出てきます。
しかしながら少し不満もあります、BASSのブーストをせずに鳴らす方法はないものか、SP単体はかなり良い特性をしていますから能力を出し切れていないのは間違いないです・・・しばらく考える・・・・・・・・・・・・・・・・・・☆閃きました、何故これを試していなかったんだろうやってみる事にします。
726_002
スぺーサーとしてCDケース2枚重ねて1cm程浮かしますが、SPの背圧を逃すため4か所から支えて出来るだけ隙間が残るようにします。
そのままだとSPの裏側の音が盛大に洩れて来ますので、その上にタオルを掛けて底から出てくる低音の量を調整します、少ないとかなり量感が多めにでます、CONTOUR3.0と交互に聴き比べながら少しづつタオルの枚数を増やしていきます、丁度良い状態が上の写真です。
ついでにSPが上向きなので高音も上の方向に行ってしまいますので、中高音を聴取方向に反射させるためクリヤファイルを取り付け簡易型のディフェーザーとしましたが、これもかなり効果的です、以上ですべて完了ですが予想もしないようなサウンドが出てきました。
物凄くダイナミックなサウンドです、CONTOUR3.0と切り替えながら聴き比べると3.0が物凄く地味なサウンドに聞こえます、中高域はFX200のキャラクターでしょうか、少し煌びやかで明るいサウンドですがオーケストラや女性ボーカルは鮮明に聴こえて逆に好ましい感じがします。
低域は中高域に合わせてバランスを取ってあります、よくよく聞くと3.0にはうんと低い周波数帯域では負けている感じもしますが、低音不足を全く感じさせません。
スピーカーのABの切り替えをしながら聴くとダンボールSPの方が全体の能率が高いのでワイドでダイナミックな感じに聴こえてします、信じ難い事ですが3.0が負けているようにも聞こえてしまいます。
このSPの動作は何なんでしょうか、QWTの低域の出方を調整した物ともいえそうですが確かな事は分かりません、ただこの方法は以前から考えていましたので、円柱が角柱に変わりますが、ちゃんとしたエンクロージャーを作成したらどういう音が出てくるんでしょう。
図面はある程度できています、細かい調整が出来るように底板の取り換えが出来る加工が可能ならエンクロージャーの作成を依頼するつもりです。
FX200単体でもこのサウンドが出てくるとなるとTWの必要性が薄らいできますが、将来の発展性を考えると取り付けておきSPターミナルもTW専用につけておけばマルチアンプシステムも可能です、その場合はRSDA904が必要になりますが、これも非常に面白そうです。
しかしながらこのサウンドを聴かせられないのが残念ですね、見た目からすると信じ難いほど良いサウンドがでてきます、これは聴かないとわかりません、今日はこればっかり聴いています。

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2009年7月19日 (日)

リング型ツィーター

FX200を買って勢いが付いたのでしょう、ついついこんな物も買ってしまいました。
Xt25tg30
最近メーカー製のSPシステムにも採用されることが多いファブリックタイプのリングツィーターです。
これはその中でもかなり有名なVifaの物で(現在はPerrlessに吸収されているようです)、XT25TG30というものです、ソナスの上位機種にも使われていた物と全く同形状ですね、自分が以前使っていたAUDIO PROのFX-04もこれだと言われています。
自分もその音質は十分理解しているつもりです、ディナのドームツィーターより劣っているとは思えませんでしたし、特性表を見ると素晴らしい物があります。
FX200とXT25TG30の周波数特性データを見つけましたが、どちらも結構良い特性をしています。
Fostex37
Xt25tg3004_2
上がFX200で下がXT25ですがどちらも価格(抜きにしても)を考えると非常に素晴らしい特性です、能率はどちらも2.83V入力時のもので組み合わせて使うにはアッテネーターは不要でしょう。
FX200の軸上特性は相当なものです、しばらく裸に近い状態で音出しをしていますがSPを聴取方向にむけると中高域までこれだけで十分いけるとすら感じてしまいます、ただ角度が付くと若干ハイ落ち気味に聞こえますがこれはユニットの口径を考えると仕方が無い処です。
このユニットの本当の素晴らしさは実は低域なんですね、同じくらいのサイズのFOSTEXのウーファーより低域特性は優れていると思われます、ただフルレンジ仕様のためボイスコイル径が小さいため専用ウーファーより耐入力は小さいですが、普通に使う分には全く大丈夫ですね、XR700でボリュームを-20まで上げてウーファーの動きを見ましたがかなりの音量ですが全く問題ないです。
もう一つ優れているのは高域のインピーダンスの上昇が殆ど無い事ですね、これもそういう対策を施した磁気回路(電流歪を抑える銅キャップ)でないとこんな特性は実現できませんから、この点でもかなり上等な磁気回路だと思います。
XT25の特性を見て一番驚いたのは低域特製です、この特性を見る限りにおいては1KHzぐらいから実用になりそうな感じですがメーカーの推奨は2KHzですね、FX-04も確かクロスオーバー周波数は2KHzだったと思います。
FX200だけでも十分いけそうなんですが、XT25と組み合わせてマルチアンプシステムを構成すれば相当高音質が出来そうなのでどうするか迷っています。
シンプルなシステムで構成したいですから、その場合アンプはラステームのRSDA904になります、84db/OCTのスロープ特性の様ですから相当良い物が出来そうなんですけど、最近は深みに嵌るのが億劫になってきています。
単純にFX200のフルレンジで作って、ハイ落ちが感じられるならトーンコントロールでそれを補う、これで十分ではないかとも思っています、悩ましいな。
とここまで書いておきながらまだSPシステムを作るところまで決断していません、この話題も今後出てこなければ立ち消えになったという事です。
ただMAKIZOUに分からない細かい点を聞いたら全て対応してもらえそうなのでちゃんとした図面を引いたら直ぐ作ってもらえそうなんですけど、結構費用が掛かりそうですね、ユニットの価格より遥かに高く付きます、さてどうしましょう・・・・・しばらく悩むことにします。

自分が作ろうと思っているエンクロージャーの内容積を計算したら40L程度になりました。WEB上で公開されているシミュレーションソフトで試してみるとF200Aの方が密閉型ではこの容積では性能が良さそうなんですよね。
自分が作ろうとしている物は密閉型ではないので問題無い筈ですが、少し不安な気分になってしまいます。
低域特性に盛り上がりができる訳ではないので問題ない筈ですが、真面目に考えれば考えるほど迷いが生じてしまいます。
試作例が見当たらないので、試してみるしかないのですが、エンクロジャーの形式は殆どの物が試されているはずなので、試作例が見つからないという事は勇気を奮って試作しても、悪い結果が出てくる可能性が高いです、それでもやるか・・・本当に悩ましい。

グーグルで検索したら海外サイトでFX200のティールスモールパラメータを見つけました、それを設計プログラムに入力し40Lの密閉型でシミュレーションしたら、かなり良好ですね、打って変って希望が湧いて来ました、密閉と無限大バッフルの中間ぐらいの特性が出せないかと考えています、それが共鳴管に吸音材を完全に充填したもので出来るのではないかと予想しているのですが(以前紹介したTLSに吸音材を充填する方法)、試しても良いかなという気分です、上手くいかなければトールボーイ型のアコースティックエアサスペンションでもすれば必要にして十分な低域特性が出せそうです。

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2009年7月12日 (日)

こんな物がやってきた

607NRAⅡを使って感じた事は、きちんとした物理特性を持ったアンプは少なくとも自分の耳では判別が不可能ではないかと感じた事です、XR700が生き残ったのは使い易さが勝っていたからですが、何となく音の優位性も感じていました、ただ音量を合わせてブラインドで比較したらきっと区別できないでしょう。やっぱり音の違いを探し求めたらSPが一番ですね、ということでオクの覗いたらこんな物が出ていたので入札したらそのまま落札です。
Fx200_001
FOSTEXのFX200ですが、非常に状態がよくネジ留めした跡も見受けられず未使用品のようです、最初F200Aを考えていましたが、非常に高価なので購入を躊躇っていました、諦めてFF225Kを買おうと考えていましたが、これはキャラクターがかなり違いこれにも躊躇していたところオクにこいつが出品されていたので入札したところそのまま落札しました、アレレという感じです。
物理特性はF200Aに良く似ています、感度は低め、Fsも低めです、これは38Hzですね、バックロードホーン向きのユニットの様にハイ上がりの特性をしていないなどです、F200Aとの値段の差はマグネットの違いが大きいようですが、そんな事は気にしません。それでも新品ならFF225Kの倍近い定価ですからこれを入手できたのは非常にラッキーだったと思います。
Fx200_002
箱も準備出来ていないですが、鳴らしてみる事にしました。SPのリアをタオルで包んでほどけないように梱包用の紐で軽く結えておきます。
全く裸の状態ですと低音が全く出ません、この状態でも出ないに等しいのでBASSを+10まで上げておきます、さてさてどんな音が出るでしょう。
パッと聴いた感じでは重低音は出ません、当然のことながら。ただ低音感の様なものは感じられます、低音の倍音成分を聴いているのでしょう、この状態が見えていないなら低音の量感が少ないという感じを受けるだけかもしれません、想像以上にまともに聞こえて驚きました、昨日からこの状態で色々聴いていますが、オーディオに興味のない人ならこれでも十分という人がいてもおかしくないと思いますね、それくらいの音が出ています。
20cmのフルレンジですから中高域の音色に多少不安を感じていましたが、少なくとも聴取位置がユニットの真正面なら非常に美しい音が聞こえてきます、低音が少ないからかもしれませんが自分が考えていた以上にまともですね、通常聴いているのが2000ZXやCONTOUR3.0ですからそこから察していただくしかありません。
エンクロージャーをどうするか考えなくてはいけませんが、出来合いの箱を買ってくれば簡単に済みますがオリジナリティが無くて面白みに欠けます、ここはやはり以前から考えていた方向で行きたいと思いますが、製作やパーツの入手等分からない事が沢山あり実現までまだまだ時間が掛かると思います。

CONTOUR3.0に戻して聴いていますが、比べると最初は凄くモワ~とした感じに聴こえましたが、直ぐに普通に聞こえるようになりました。やはりエンクロージャーは偉大ですね、箱に入っているかいないかでこんなに低音の質感が違うとは・・・人(自分)の聴感は全く当てになりません、箱をどうすればいいのか色々な選択肢があり迷うばかりです。

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2009年7月 6日 (月)

結局

旅立ってしまいました、やっぱり使わないと重荷になってしまいますね。
20090706
やっぱりこの組み合わせが残ってしまいます、余程画期的なアンプでも発売されないと買い替える気が起きないですね、空いたスペースの後釜は今後の展開しだいです。
XR700と607NRAⅡの音質は片方が劣るという物ではないのですが、使い勝手で大差がありますし、機能という点では比較対象にすらなりません。
十分な物理特性を持ったアンプの性能は自分の聴取能力を遥かに超えていますから自分には判別が付きません。
そうすると必然的に使いやすい物が残ってしまう訳です、見た目や質感では607が圧倒的に勝っていますから手放す事に躊躇いがありましたけど。
高価格のハードは性能以外に仕上げや質感で選ばれてているのは間違いないでしょう、そして後から選択した理由に音質を無理やり挙げているだけでしょう、等と勝手に思っています。

ということでただいまオークションに参戦中です、もし落札してしまえば退路を断つことになり新たな展開が予想されますが、落札したいような、競り負けしたいような、やや複雑な胸中でオークションを眺めています。

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